かわえ〜

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取材日/取材番号　1999/05/17 No.001

藤井青果店「マンタ」

一日市　上町商店街

　 以前は一日市に3軒あった風呂屋の一つ。昭和初期に風呂屋を廃業して青果物を扱うようになったそうです。その頃は母が真坂や五城目までリヤカーを引いて仕入れに通ったと聞きました。

　太平洋戦争が始まり、物資が不足した時代は、八郎潟駅前に青果組合ができ、そこで青果を配給されたとのこと。

戦争当時、ここの裏庭が広かったため、そこで数軒の菓子屋さんが共同で菓子作りをしていたそうです。

　屋号の「マンタ」は曾祖父の名前が「万太郎」だったので、みんながマンタというようになったとか。

　店の前の通りは郵便局のあたりからカルチャーセンターのあたりまで坂になっていて、風情のある繁華街だったそうです。
お話　藤井ヒナさん
写真　藤井キミさん

　ここの目玉はなんと言っても「自家製の漬け物」。13区の町内会でも必ずお茶うけに出されています。

取材内容については作成後、本人に確認しておりますが、本人の記憶に基づいて記載しておりますので間違っている場合があります。その点をご容赦下さい。尚、本人からの要望が届き次第、訂正もしくは削除していきます。