かわえ〜

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取材日/取材番号 1999/05/30 No.005

小野理容店・エハツ床屋(イハチ)


一日市 上町商店街


 理容店は明治27年に小野耕三さんの孫爺さんにあたる小野永治さんが始めた。

 最初は伊藤スポーツと伊藤旅館の間に店を持った。昔からの呼称「エハツ」は永治さんの父、伊八(いはち)の名が訛ったとか。

 一日市に移り住んで3代目にあたる永治さんは農閑期、ニシン漁で賑わう北海道に出稼ぎに行っていた。

 出稼ぎ先の根室で理容店に弟子入りし、一日市で開業した。明治30年、突然の竜巻で店が崩壊し現在の地に移転新築し今日に至っている。

 その子、耕治郎さんは土崎で理容の修行した後、東京でさらに修行し、2代目店主として現在の理容店の基盤を創った。お見せいただいた写真から当時のダンディな様子が伺ました。

 お話を伺った3代目店主耕三さんは、戦後一日市にあった漣(さざなみ)劇団の一員として、漫才などで活躍した人。


右の写真・お話 小野耕三さん


 











 4代目店主です。



取材内容については作成後、本人に確認しておりますが、本人の記憶に基づいて記載しておりますので間違っている場合があります。その点をご容赦下さい。尚、本人からの要望が届き次第訂正もしくは削除していきます。