かわえ〜

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取材日/取材番号 1999/07/18 No.016

 小柳時計店・オヤナギ


一日市 仲町商店街

時計店を始めたのは、昭和37年に今のご主人、小柳忠光さんが最初だそうです。

 忠光さんは工業高校を卒業してすぐ能代市の機械製作工場に勤めましたが、20歳の時、転職を決意し、秋田市の時計店で修業したそうです。眼鏡の技術もその時に同時に修業したそうです。

 昭和37年に独立し、生家の一角を間借りして時計店を始めたそうです。当時、一日市に時計店は4軒あり(翌年には6軒)、時計だけでは経営が難しいと考え、初めから眼鏡も同時に扱っていたそうです。現在でも生家に当時の面影が残っているとか。

 現在でこそ、たいていの眼鏡屋さんに視力の測定設備がありますが、当時は検眼なしで眼鏡を売り買いするのが普通だった時代です。わたしも眼科で処方箋をいただき、それを持って眼鏡屋さんに買いに行った記憶があります。 

 昭和40年に行われた第一回秋田県時計技能大会では県知事賞を受賞したことも。

 昭和42年、30歳の時に現在の地に新しくお店を構えることになったそうです。息子さんの洋樹さんと一緒に仕事をするようになったのは平成4年からだそうです。

お話・お写真 小柳忠光 さん取材日/取材番号 1999/07/17 No.99015


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