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取材日/取材番号 1999/07/31 No.020
三戸写真機店
一日市 駅前商店街
現在の場所で写真機店を始めたのは昭和37年から。昭和30年に下川原の鎌田鉄工所の付近に最初のお店を出し、3度ほど移転して現在の地に落ち着いたそうです。
写真に興味を持ったのは小学生時代だそうです。
当時は写真のような道楽にうつつを抜かすことは許される時代ではなく、五城目町の写真屋さんでベスト版のカメラを購入するために隠れて小遣いを貯め、東京に注文したそうです。フィルムや印画紙は五城目町の泉谷時計店で入手したそうです。
昭和23年に中学校の先生となりましたが先生の給与では生活が大変だったため昭和30年から写真業を始めるようになったそうです。
昭和37年にこの地に移転してから写真に本腰を入れるようになり先生は辞められました。当時は一日市に小野写真館など5軒の写真屋さんがあったそうです。
昭和39年頃、一日市で初めて半自動の白黒現像機を購入したそうです。このころから取り扱うカメラの機種も多様になり、カラー写真が出始めたと聞きました。
昭和46年に店舗を大幅に改装して現在の店構えになったそうです。
現在は大手のDPEが入り込み差別化が難しい時代ですが、八郎潟町唯一の写真屋さんとして頑張っています。
お話・お写真 三戸銀治郎さん
取材内容については作成後、本人に確認しておりますが、本人の記憶に基づいて記載しておりますので間違っている場合があります。その点をご容赦下さい。尚、本人からの要望が届き次第、訂正もしくは削除していきます。
取材責任 ∞メビウス広報部 児玉