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取材日/取材番号 1999/08/01 No.022
叶X川商店
一日市 駅前商店街
祖父の森川弥太郎さんは秋田市新屋の人でうどん屋さんの子として生まれたそうです。成人し弥太郎さんは独立。五城目町にお店を持ち、うどんの販売や食料品の販売をしました。
父の助太郎さんは2年ほどよそで働いていましたが、まもなく弥太郎さんの店を手助けすることになりました。
その後、昭和元年に独立して現在の一日市で店を開いたそうです。ここでも初めはうどんも販売をしていました。秋田山と特約店契約をして、原酒を樽で購入し、ブレンドして瓶詰めをし「男山」ブランド名で一手に販売していたそうです。
当時は車もなく、リヤカーに酒を積んで店員と3人での近隣の町や村に売り歩いていたそうです。その後、家庭雑貨なども扱うようになったようです。昭和20年の大火で店が焼失しました。その後、町の復興とともに木材や金具の需要が増え、現在のように金具や工具を扱うようになったそうです。
2代目として栄一さんが店を手伝い始めたのは昭和38年、27歳の時。最初はやはり数年間よそで働いていていたと聞きました。
ギフトを扱うようになったりのは昭和53年から。シャディが販売を広げるために全国のお店の調査をしていたようで、ある日飛び入りで加盟店のお願いに来たそうです。
平成3年に大型店の進出で大幅な減収となり、市場開拓するために国道7号線に新しく店を構え、そこで家庭用品と建築金物、工具を扱うようしたそうです。国道店の開店した頃から息子さんも店を手伝うことになったようです。
現在は奥様の君恵さんが本店の「ホームコレクションズもりかわ」でギフトを中心に、インテリア、和洋陶器、香りの出るロウソクなどを販売し、社長の榮一さんが国道店で金物工具、日用雑貨を主に扱っています。
お話・お写真 森川榮一さん
取材内容については作成後、本人に確認しておりますが、本人の記憶に基づいて記載しておりますので間違っている場合があります。その点をご容赦下さい。尚、本人からの要望が届き次第、訂正もしくは削除していきます。
取材責任 ∞メビウス広報部 児玉