かわえ~

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取材日/取材番号 2001/11/25 No.031

斉藤石材店

一日市 上町商店街

 斉藤石材店は一日市と上沖谷地の2カ所に店舗を持ち営業しています。斉藤壽幸社長は祖父の斉藤小市さんから数えて3代目になります。

 斉藤石材店が初めて八郎潟町に店を構えたのは小市さんの時です。最初の店舗は大正10年4月に現在のJR八郎潟駅前のあたりだったそうです。

 その後、旧土橋十全歯科医院の裏手に店舗を移し、さらに中嶋の旧十王堂付近に移転したのが昭和の初めころのだそうです。

 終戦の年、昭和20年4月に一日市大火で石材店が消失しました。旧一日市町で分譲した現地に移り店を構えたのが昭和21年ころだそうです。

 昭和の初めに父親の斉藤幸蔵さんが小市さんから店を引き継ぎました。幸蔵さんは五城目町の千田幸和蔵さん(小市さんの仕事仲間)の石材店に弟子入りし、修行したそうです。

 壽幸社長は昭和51年ころから本格的に父親の手伝いを始めていましたが、幸蔵さんが体調を崩した昭和59年ころから店を引き継ぎました。

 石材店としては墓石の加工設置とともに護岸工事の石積みを行っていたそうです。
当時、墓石の需要は少なかったため、頼まれては様々な石材の加工をしてきたようです。
石碑や石像、狛犬なども製作していました。旧一日市小学校にあった二宮尊徳像は祖父の小市さんの手になるものでした。

 壽幸社長も男鹿真山神社の狛犬の製作や餅つき用の石臼製作、浦城本丸跡石塔など様々な分野に挑戦しています。

 今年開催された八郎潟町商工会40周年記念行事では石臼や石で作ったコーヒーミルなども出展しています。
 
 メビウスOBとして御家族みんなで参加していただき、協力してもらっております。

 
お話・お写真 ㈲斉藤石材店社長 斉藤壽幸さん





私が小さい頃、一日市のお店に「かう~」とか 「かわえ~」 と言って、買い物に行ったものでした。このページはアポなしでお店にお邪魔し、インタビューするコーナーです。

 取材内容については作成後、本人に確認しておりますが、本人の記憶に基づいて記載しておりますので間違っている場合があります。その点をご容赦下さい。尚、本人からの要望が届き次第、訂正もしくは削除していきます。
取材責任 ∞メビウス広報 児玉

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