路上ミュージカル 2008

「もうひとつの盆踊り」

オープニング 「輝かしくなる唄」
きれいな 水っこ
うまい 水っこ 
いっぱい いっぱい
作りたい

きれいな 水っこ
うまい 水っこ 
いっぱい いっぱい
作りたい
みんなで守ろう 八郎湖
みんなで歌おう 八郎湖
  • きれいな水っこの唄
  • きれいな水っこ 美味しい水っこ
    いつでも 飲めるぞ うれしいな

    きれいな水っこ あめんぼスーイスイ
    メダカひらひら 楽しいな

    きれいな水っこ とんぼはスーイスイ
    蛍ピカピカ 舞い上がる

    きれいな水っこ 美味しい水っこ
    みんな いつでも 笑ってる
子供 鬼ごっこむしよう うん

子供 あっ およしお婆さんだ ワーイ

お婆 まめでだが

子供 まめでだえー

お爺 元気いいな

子供 およしお婆さん お話して

話っこの唄
  • 話っこ 話っこ
  • およし お婆の 話っこ
  • 聞きたいなぁ 聞きたいなぁ
  • およし お婆の 話っこ
  • 聞きたいなぁ 聞きたいなぁ
お婆 どれ 話っこするが

子供 これなあに これなあに

お婆 これは こうやって被るんだよ

お爺 どうだ似合うがー

子供 へんなの

子供 どんなとき 被るの

お婆 これはな 盆踊りの時 被るんだよ
お婆 でごでごでごで

お婆 なんとだ にあうべ

お婆 こうやって かぶるんだよ
お婆 今日は もうひとつの盆踊りの話っこするが
    ここにはもうひとつ盆踊りがあるんだよ
    知ってるが

子供 うーん 知らね

お婆 むかし むかし 
    ここでは 踊りっこの好きな人が大勢いて
    踊っていたんだど

お爺 踊りだば おれも 好きだど

お婆 だまって 聞げてば

お婆 ある夏な 夕空に星がまたたくころ
    太鼓の音に誘われるように 一人の娘があらわれだんだど
- 村祭りの日 -
  • 村娘 あれは 誰
    若者 見たこと無いな

    村娘 あの着物、あの手振り

    村娘 まるっきり 違うなぁ

    若者 いやあ いいもんだ

    村娘 お山の 百合の花

    若者 すかっと するなぁ
お婆 身のこなしのしなやかなこと 
    村人たちは 踊りをやめて ただ ぽかんと 見とれていたど
ま夜中になって 娘はどこともなく消えていったド

村の人たちはその踊りを代々伝えできたんだ

その娘の踊りは 今も村人たちに踊り継がれているんだよ

ほーれ、太鼓の音 娘の踊り

これ 被ってだべ あの衣装も代々 受け継がれてきたんだ
一緒になって 踊ればいいのにね

なして だべね
お婆 何でもその娘は浦城に住む狐だといううわさじゃ

    浦城には侍がいっぱいいだんだと

お爺 いつの頃の話だ

お婆 上杉謙信や武田信玄の時代だがら450年も昔間のことだ
  • 狐の踊り
  • 化けて出て 化けて出て 
  • 人間たちと一緒に
  • 踊ってみたい 踊ってみたい 踊ってみたい

    何にも難しくない 化けて出るのは
    お手のもの お手のもの 
  • 一緒に踊っているだけだ

    化けて出て 化けて出て 
  • 人間たちと一緒に
  • 踊ってみたい 踊ってみたい 踊ってみたい

    何にも難しくない 化けて出るのは
    お手のもの お手のもの
  • 一緒に踊って いるだけだ
  • コーン コーン
お爺 ジャンじゃーん 狐の変身 
    エイッ トー

お婆 目 離なさいねな 


お爺 キツネンジャー 登場

お婆 困ったじっちゃだ
お婆 この地の人たちは
    この踊に特別な思いがあって

    他の人に入ってもらいたくない
    
    という気持ちもあるんじゃないかなぁ
  浦の城から出た 処女 年は17 名はトラコ

  今を 盛りと 咲きたる花よ 人が見たがる 折りたがる
お爺 上手だなあ あの踊のことを知った人の歌じゃな

お婆 あの娘はトラと言うそうじゃ

    毎年8月14日に浦大町で踊られている。

    今年はもう終わったから 来年はみんなで見にイグベ
お婆 あれ 盆踊りの太鼓が始まったよ

お爺 いぐよ いぐよ

お婆 今年の話っこは これで おしまい
踊りたくなる唄
  • 太鼓たたくなら にしめで たたけ
    太鼓たたかねば 踊られぬ

    みんな仲良く みんな仲良く
    輪になって踊れ 
    囃子太鼓の続くまで 囃子太鼓の続くまで

フィナーレ まもなく盆踊り始まるよ あだもあだも みんな あべあべ ミュージカルは また来年
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